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野球ユーチューバーとして日本一の登録数を誇る「トクサンTV」の野球に対する熱い想い

2016年8月23日にスタートした今や日本一の野球チャンネル。
野球の技術・知識や魅力・楽しさを中心としたコンテンツを配信し、野球というスポーツを通じて人間の成長をサポートする。

https://www.youtube.com/@tvar3375

トクサンTVメンバー

左上から 守備猿ジュン・ライパチ・アニキ・トクサン・タケトラ 下段:石田 
写真:ご本人提供

トクサン(今回のGUEST)
本名:徳田正憲(トクダ マサノリ)
ザ・野球エリート。野球実績は、帝京高校で甲子園出場 〜創価大学では主将として「全国ベスト4」 &リーグ首位打者&盗塁王〜東京ヤクルトスワローズ・楽天東北イーグルスの2球団にリストアップされた華々しいキャリア!最終的には指名漏れしたが・・(苦笑)  
現在、所属している野球チーム「天晴」主将・絶対的存在。36歳にしてチーム盗塁王!ホームランを連発するパンチ力も持つ。守備も未だプロ級!!

ライパチ
本名:大塚 卓(オオツカ タク)
球歴:朝霞高校→東洋大学軟式野球サークル
リネン関連会社やカルシウム販売・スニーカー販売などの職歴を経てアニキの誘いを受けてYouTuberになる。

アニキ
本名:平山 勝雄(ヒラヤマ カツオ)
球歴:高津高校-神戸大学
卒業後、読売テレビに務める傍ら毎週日曜日草野球で投げ続けていた鉄腕。
トクサンとライパチは天晴のチームメイト。
天晴のエース兼チームの精神的支柱。
現在はトクサンTVを初め『ヒューマンバグ大学』『マリマリマリー』など多くのYouTubeチャンネルを運営する株式会社ケイコンテンツの代表取締役を務める。

守備猿ジュン
本名:高野 純(タカノ ジュン)
球歴:静岡理工科大学付属星陵高校→国際武道大学
元々は不動産営業。現在はトクサンTVの編集担当。
草野球チーム天晴に所属。アニキの誘いを経てYouTubeの世界へ。
サブチャンネルではメインMCも担当していた。無類の野球道具好き。

タケトラ
本名:佐々木 丈虎(ササキ タケトラ)
球歴:大宮東高校
卒業後製造業を営む工場に勤める。現在はトクサンTVの編集担当。同じく天晴に所属しアニキの誘いを経てYouTubeの世界へ。サブチャンネルではメインMCも担当していた。
野球と様々なコンテンツを結びつけるアイデアマン。

ダーイシ
本名:石田 匠(イシダ ショウ)
球歴:鈴蘭台高校→神戸学院大学→日新信用金庫(軟式野球部)
トクサンTVのマネージャー兼マーケティング担当。信用金庫退職後コインランドリー営業を経てケイコンテンツに入社。最近天晴にも加入。チャンネル全体のバックアップマン。


野球チャンネル「トクサンTV」。野球に特化したユーチューバーとして日本一の登録数を誇る。
ダルビッシュ選手や新庄剛志さんなど数々のスター選手が技術を指導する回や実業団や社会人野球チームにも注目するなど、様々なカテゴリーのコンテンツを配信する。
今回は、主演や企画運営など幅広く活躍するトクサン(徳田正憲さん)へ、チャンネル作成の秘話や裏側、野球に対する熱い想いをお聞きしました。


野球ユーチューバーとして日本一の登録数を誇る「トクサンTV」が誕生!

ートクサンTVを始めた経緯を教えてください。

トクサンTVは2016年8月23日からスタートしました。

ただ、あまり知られていませんが、トクサンTVではなく、ライパチボーイTVという前進番組がありました。※ライパチボーイTV時代の番組 https://youtu.be/qkh35vQb4S8
天晴という野球チームで一緒にプレーしているライパチとアニキが「野球の技術や商品、トークなどを配信するチャンネルを作りたい」という思いがきっかけではじまった番組です。

ライパチをメインにした理由として、「野球が下手な人がうまくなるためにはどうしたらいいか」というテーマにライパチの野球技術と愛されるキャラクターがマッチしていたのでライパチをメインに番組がスタートしました。

いざ、筋トレやプロテインの飲み方などの配信をしていたが、視聴数は伸びず・・・。もっとTHE・野球のコンテンツに振り切ってみようという中で、私に白羽の矢が立ちました。

今更きけないような、ピッチャーとの距離感、バッティング技術などをライパチが質問し、私が答える動画の配信を行ったところ、再生数が伸びました。

番組名もトクサンTVと変更し、今のような野球の技術や知識を伝えるコンテンツになっていきました。

写真:ご本人提供

ーライパチさんへの野球指導がYouTubeの世界へ飛び込むきっかけになりましたが、なぜ、YouTubeを続けようと思ったのでしょうか?

アニキやライパチとは10年来の付き合いで、一緒に野球をやってきました。ですから、YouTubeに魅力を感じたのではなく、アニキやライパチとやることが楽しいと思ったからです。

私はYouTubeを見て育った世代ではありませんし、当時は迷惑系YouTuberが炎上するといったネガティブな印象がありました。

ただ、YouTubeに接することで、色々な気づきがありました。

私は帝京高校、創価大学と野球界では恵まれた進路で、周りにプロ野球選手がいるなどトップレベルの「いろは」をたまたま学べる環境にいました。私が持っている知識や技術を活かしライパチに教えるという内容に、視聴者から「そういう風に取り組めばいいのか」「新しい発見が嬉しい」などのコメントがあったときに、悩む人たちの助けになれると感じました。

YouTubeが流行る前までは、能力や実力のある者が、知識や技術を得て、考えも磨かれる世の中でした。今はYouTubeを通して、野球のトップレベルのスキルを学べる環境が作れると考えたときに、「YouTubeはおもしろい!」と思いました。

野球の楽しさを伝えたい!

ートクサンTVを通して伝えたいことを教えてください。

自負している部分があるとすれば、野球の考え方や技術に正解はないと伝えはじめた先駆けだと思っています。
トップレベル選手との取材を通じて最新技術や理論を伺うことで気づいた野球の奥深さや、指導を鵜呑みせず自分で考えるような伝え方をしたいと思っています。

ライパチの存在も大きいです。
私の当たり前が当たり前ではなく、伝わらないことも多く、どうやったら伝わるかと考える機会に繋がり、改めて野球のおもしろさに気づくことができました。
お互いの捉え方や考え方が違うからこそ、多角的に野球を見ることができますし、二人でやっているからこその奥深さや引き出しがあると思います。そこにトクサンTVの色が出ていると思っています。

ー素敵なご関係です。お二人の動画を拝見していますが、「本当に野球が好きなんだ」ということが伝わってきます。

楽しさが伝わっているのであれば嬉しいですね。
私たちは野球の本当の楽しさを伝えたいですし、実際に私たちも楽しんでいます。

おかげ様でメディア露出の機会が増えましたが、トクサンTVを始めた時の原点である、「野球の魅力、野球というスポーツを通じて人間の成長をサポートしていきたい」という軸は変わっていません。

視聴者から私やライパチを見ると、YouTubeに出ている人やプロ野球選手と一緒に話せる人、WBCにも潜入しちゃう人と大きな存在だと思われがちですが、全くすごい人ではないですし、草野球が大好きなおじさんたちです。

野球の歴史を振り返れば上下関係や過剰に厳しく指導する練習や、不必要なルール、親御さんが強制的に手伝いをさせられるなどの時代もありました。私やライパチもその経験をしながら育ってきました。YouTubeを通して、野球の上下関係や厳しい練習などのイメージを払拭したいです。

トクサンTVを見て、1人でも救われる方がいらっしゃれば嬉しいです。

ーYouTubeを通じて、学んだことや新しい発見をしたことはありますか?

固定観念を持って野球をされている方がすごく多いということですね。

例えば、ボールを取る時は片手でいいことを知らず、いつも両手で取っている方がいらっしゃいました。打球を取る場合、野手の目的はアウトにすることです。ただ、昔に指導されたことが正解!と思ってやっている人がいることに驚きました。

こうした固定観念は持たず、もっと自由な発想で野球に取り組んでいいと私は思っているので、細かな経験や失敗を重ねた私たちだからこそ、伝えられることだなと思います。

ー今後行ってみたい現場はありますか?

基本的にはどこへでもいきたいと思っていますが、視聴者にとっても意味や価値があるものをお届けしたいです。特に「人が集まらない」や「もっとうまくなりたくて困っている」というような課題を持つチームに伺いたいなと思っています。

私たちは、プロ野球、メジャーリーグ、社会人野球の現場へ行き、普段聞けない貴重な選手の経験を聞いて、お届けすることができる立場です。可能な限り色々な方にお話をお聞きしたいと思っています。

写真:ご本人提供

トクサンにとっての「野球」

ートクサンTVにとって野球とはどんなものでしょうか?

死ぬ直前に「命を燃やしたものは?」と聞かれたときに答えられるものだと思っています。

正直なところ、スポーツや芸術などは生きていく上で必要なものではありません。
ただ、私たちはスポーツや芸術が溢れる時代に生まれ、たまたま野球に出会いました。そして、野球を通じて人として成長ができ、人生が豊かになりました。気づけば人生という大きな柱の横には野球がありました。

トクサンTVは成功も失敗も視聴者へお届けしています。私たちの活動を通じて視聴者が「野球をやっていてよかった」と思っていただけると嬉しいですし、私たちもYouTubeをやっている意義を感じることができると思っています。

ー最後に、トクサンTVの今後について教えていただけますか?

チームとしてはまだまだ満足していません。
アニキとライパチからスタートしたチームに私が加わり、企画や演出を進めてきました。
これからはトクサンTVのチームを育てていくことが当面のテーマだと思っています。

実際にライパチや私についていくのが大変だという声もチームから聞こえてきます(笑)

チームを大きく、強くすることが、トクサンTVが今後も愛されるチャンネルになると思いますし、色々な方の課題を解決できると考えています。

野球の楽しさ、魅力に加え、まだ野球人が知らない野球の面白さ、緊張感、醍醐味など様々な野球の魅力を伝えていきたいです。


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